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8日目(2005/04/14)Mexico City
一緒に旅をしているYの友達(メキシコシティで学生をしているボリビア人の女の子)とランチをする予定なので、待ち合わせ場所に近いテンプロ・マヨールに行くことにする。 ホテルの前で客待ちしているタクシーはLibreばかりだったので、フロントでSitioを呼んでもらおうとしたら、「ホテル前に停まっているLibreの運転手はよく知っているから大丈夫」だと言われた。フロント横に主要な地域までのタクシー代の目安が書いてあるので、それだけ確認してタクシーに乗った。 ソカロでタクシーを降りた。さすがは首都のソカロ、交通量が多い。その中を横断する人たちに混じって、私たちも気をつけながら道を渡る。ソカロに着いてから朝食を取ろうと思って来たのだけれど、まだ早いせいか開いているのはファーストフード店くらいしか見当たらなくて悩んでいたら、ちょうど道を渡ったところに、タマーレス売りがいた。タマーレスって何なのか、その時点では知らなかったので、とりあえず1つ買って、2人で分けることに。 タマーレスとは、トウモロコシ粉を練ったものに、野菜や鶏肉を詰めて、バナナの皮に包んで蒸したもの。そこで売っていたタマーレスは、うすい塩味で、辛いトマトのサルサがかかっていた。最初は、トウモロコシ粉がそれほどおいしいとも思わなかったけど、食べてるうちに なんだかおいしく思えてきた。リヤカーに大蒸し鍋を載せて、その中にバナナの皮か何かに包まれたタマーレスがたくさん入っていて、それを取り出しては発泡スチロールのお皿に載せてフォークと一緒に渡してくれる。朝食に買って食べてる人が結構いた。私たちもメキシコ人に混じって、すぐ横にあった柱の根元の段差に座って食べた。タマーレス売りのすぐ隣には飲み物の売り子さんがいて、ココアなどを売っていた。実は別々に売っていたというは、後で辛さを流そうと飲み物を買おうとした時に知った。 9時。 カテドラルの奥にあるテンプロ・マヨールへ。 街中に突如として現れるアステカ遺跡。周りは金網で囲われていて、場に不釣り合いな感じ。
1913年にカテドラルの裏側で地下へ続く階段が発見され、その後1979年に8tの石板(これだろうか?→右の写真)が発見されたのをきっかけに発掘が始まった。 ここはアステカ帝国の都テノチティトランの中央神殿だったらしく、向かいの国立宮殿の下にも今もまだ遺跡が埋まっている。スペイン人が侵略した時に、信仰対象だったアステカの神殿を壊して、その上にキリスト教教会を建てた。ひどいことするよね。 神殿は統治者が変わる度に増築され大きくなっていたので、神殿の外側にさらに壁が造られている。(写真で分かるかな?) 写真に写っている屋根の下には、壁に当時の色が残っていたり、解説を読んでいくと、結構見るのに時間がかかった。 More? #
by bluecult
| 2005-05-26 03:15
| ┣メキシコ
7日目(2005/4/13)Campeche〜Mexico City
サンミゲル砦からホテルに戻り、チェックアウト。 旅行会社の人に、30分前に行けば大丈夫って言われたけど、準備はできちゃったし、荷物を持って、お昼のメキシコシティ行きの便に乗るため、カンペチェ空港に向かう。 空港に着いたのは、1時間前。ちょうどいい時間だろうと思っていたけど、着いてガックリ。何もない・・・。言葉通り、本当に何もない。小さな町だし、改装中みたいだし、ね。仕方ないので、セキュリティチェックを受けて、中の待合室で待つことに。 この待合室は外につながっていて、待合室を出たところに止まっている飛行機に直接乗るようになっているので、飛行機が到着したらすぐ分かるはずなんだけど、もうすぐ出発時間になるっていうのに何の案内もない。結局、出発時間を少し過ぎたところで、待合室で待っている乗客一人一人のチケットがチェックされ、15分遅れで搭乗が始まった。プロペラ機なんで、全員搭乗するのにさほど時間はかからなかいんだけど。 約2時間でメキシコシティに到着。 荷物を受け取った後、出口の手前にあるタクシーブースでタクシーチケットを買った。メリダに発つ前に空港のホテルインフォメーションで紹介してもらったホテルは いまいちそうだったので、予約はしてないけど泊まろうと思っていたホテルMaria Cristinaにタクシーで向かった。何回かホテルに電話をかけても通じなかったので、直接ホテルまで行くことにした。幸い空室があったので、ここに決定。今までメキシコで泊まったホテルの中では一番キレイ。もちろん一番高いから当たり前だけど。フロントもとても親切だし、清潔だし、重厚感があって感じがいいホテルだなと思った。 部屋に荷物を置いて、まずはロビーにあるトラベルエージェンシーで、テオティワカンのツアーの情報を集める。ちょっと高いなーと迷っていたら、エージェンシーのおっちゃんに「観光タクシー(Turismo)の方がツアーより安い」と言われた。ついておいで、とホテルの前で客待ちタクシーの運ちゃんたちのところへ行き、何やら話していたと思ったら、英語ができるTurismoの若い運転手くんを私たちに引き合わせて行ってしまった。遺跡までの送り迎えとガイド付きでチャーター代NS$750だし、 運転手くんもいい人そうなので、まぁいいか、とお願いすることにした。日にちと集合時間を決めて、その場は解散。 16時頃、まだ夕食には早いので、ソナ・ロッサ周辺の土地勘を得るためにもソナ・ロッサにある民芸品市場(インスルヘンテス市場)に行ってみることにした。このホテルは比較的治安のよいソナ・ロッサにあって、ホテルの人によると、20時半くらいまでは外を歩いても大丈夫ということだったけど、外を歩くときは一応注意は必要。カバンは常に前に提げる、とかね。 Read more? #
by bluecult
| 2005-05-22 03:14
| ┣メキシコ
7日目(2005/4/13)Campeche
街から少し離れた砦へ行ってみることにした。旅行会社のおばちゃんに、「暗くなってからは治安があまりよくないから、観光客には朝のうちに行くことをお勧めしてる」と言われたので、カンペチェへ到着した日ではなく、メキシコシティへ発つ日の朝行くことにした。 ソカロの角のレストランで朝ご飯を食べた後、走ってきたタクシーを捕まえた。市内観光バスは人が集まってないので動く気配は全くない。タクシーが手っ取り早い。 街の西の方にはサンミゲル砦、東に向かうとサンホセ砦があり、それぞれマヤ博物館、海賊博物館を併設している。どちらも、海賊の攻撃から市内を守るために18世紀に建てられた。 私たちはカラクムル遺跡で発掘されたヒスイの仮面が見たかったので、それが展示されているサンミゲル砦に向かった。帰りの足がないので、タクシーの運ちゃんに 待っててもらおうかと思ったが待ち代が高いので、1時間後にまた来てもらうことにして、仮面などの出土品、ミイラをちょっと急ぎ目で見て回った。 砦の上部(屋上)には、見張り台と大砲が並んでいて、メキシコ湾とカンペチェの街を一望できる。のんびり景色を楽しんだ。メキシコに着いてからずっと急ぎ足だったけど、ここは他に誰もいなかったこともあって時間がゆっくり流れてる感じ。 約束の時間に行きのタクシーが迎えに来てくれることはあまり期待してなかったけど、他に客が捕まらなかったのか、ちゃんと時間通りに迎えに来てくれた。 #
by bluecult
| 2005-05-18 17:26
| ┣メキシコ
6日目(2005/4/12)Campeche
<球戯場、13号神殿> Central Plaza以外の見所は、広場の西側のGrand Acropolisと呼ばれるエリアにある球戯場。球戯場とその正面にある13号神殿とは、マヤの神話に基づいた象徴的な配置関係になっていると考えられているらしい。ステラ(石碑)は建物の前や頂上だけじゃなく、階段の途中にも立っている。階段からは木も生えてて、なんだか時を感じた。 ここまで見て回って、疲れたので一休み。お腹も空いたので、13号神殿の階段に座って、お昼ごはんの果物を食べた。 最後に1番高い1号神殿に上るのが残っているから、と2号神殿の頂上でガイドさんが(たぶん)言っていたので、向かっているのは1号神殿だと思ったんだけど、ひたすら歩いて辿り着いたのは駐車場だった。もしかして、まだ1号神殿は修復中なのかな?まぁ、ピラミッドには何度も上っていたし、2号神殿で景色は満喫したし、歩き回ってしんどかったから、まぁいっか、と特にガイドさんには何も言わずそのまま帰ることになった。その時点で3時過ぎ。あとは、牧場やブッシュという単調な景色を眺めつつ、睡魔と闘って、カンペチェに戻って来たのは、予定よりだいぶ早く19時過ぎ。途中ガイドさんは病院の前で、バイバイって車から降りて行っちゃった。もしかして、それで急いでたとか・・・?後は、アシスタントくんがホテルまで送ってくれた。 カラクムルで一番ビックリしたのは、トイレ!!!遺跡への入り口のあたりにあるトイレなんだけど、入ってみて、一瞬固まった。どうやって使うの・・・?外国人が和式トイレに悩む気持ちと同じかも。あー、写真撮っとけばよかったな〜。下の図でイメージ湧くかなぁ? ドッスン便所だってのは分かる。便器の横に水の入ったバケツとそれを汲む 空き缶があるから、用を足した後はそれで水を流すってのも分かる。で、前の方に仕切りがあるのは何??前方の仕切られた部分の中の穴から下に流れ落ちたものは、便器中央の穴からドッスンの穴に落ちるみたい。とりあえず、この仕切られた部分の中に したらいいのかなぁ?(「大」は詰まるから、こっちじゃないと思うけど)一体何のために仕切りがあるんだろう??? ちなみに、もちろんこの便器に便座はなく、見た目からしてばっちかったので、腰を浮かせて用を足しました。 はい、以上。 #
by bluecult
| 2005-05-18 00:53
| ┣メキシコ
6日目(2005/4/12)Campeche
<2号神殿> ひぃひぃ言いながら一番上まで上ると、いい風が吹いていた。360度見渡す限りジャングルが広がっている。すごい景色だ・・・。すぐ左手にもこの2号神殿と同じような規模のピラミッド(1号神殿)の頭が出ている。(あ、でも、写真左は正面の7号神殿) こうやって上から見れば、ジャングルから頭を出している遺跡は見つけられるけど、ジャングルの中を歩いていても何にも見えないから、近年まで発見されなかったのが理解できる。 Central Plazaの一番南に位置する、底辺140㎡、高さ55mのカラクムルの中で2番目に大きい神殿。下から見上げても、一番上まで見えないくらい。2号神殿は先古典期に建てられたが、その後古典期に増築が行われた。ピラミッド(II-B)の上に、さらに土を盛って ピラミッド状の神殿(II-A)を建設したらしい。下のピラミッドには、38の暖炉、メターテ(トウモロコシをすり潰す石の道具)、祭壇や墓などと共に9つの部屋が見つかっているらしい。 <3号神殿("The Palace")> Central Plazaからちょっと外れたところにあるピラミッド状の建造物。 ピラミッドの基盤の頂上に居住区がある。中は10部屋くらいの小部屋に分かれていて、2、30人が住んでいたらしい。珍しいと思ったのは、小窓があること。 この神殿の内部からは、ヒスイのモザイクの仮面や真珠や魚の骨などの装飾品と共に墓が見つかった。内陸部なのに魚の骨が見つかるということは海岸近くの都市から物がたくさん運ばれてきたんだろうな。 左の写真はカンペチェにある博物館に展示してあるもの。 #
by bluecult
| 2005-05-15 22:29
| ┣メキシコ
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