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3日目(2005/4/9)Mérida
再び車に乗って、ウシュマルからカバーへ移動。 この時点ですでに1時を過ぎていて、お腹がペコペコだったが、ランチはカバー遺跡を見た後、ウシュマルまで戻って食べるということだった。そういえば、メキシコのお昼は遅いんでしたっけ。 カバー(Kabah) ウシュマルの22km東南にある、ウシュマルの姉妹都市。「仮面の宮殿」の異名を持つ。それほど大きくはないが、300近くの雨神チャックの顔で装飾されたコズ・ポープ(Coz Poop)が圧巻。道路の反対側には凱旋門と言われるマヤ・アーチがあるが、そこはツアーでは訪れなかった。 <コズ・ポープ> かなり損傷が激しいけれど、正面の壁一面はチャック像で装飾されている。 <雨神チャック> チャック像で飾られたコズ・ポープの外壁。ぶら下がってるのが鼻で、鼻を中心としてまん丸の目と開いた口。 チャックの鼻には2種類あり、この写真のように下に垂れ下がって先っぽが上を向いているものと、上に伸びて先っぽが下に下がっているものがある。それぞれ「雨乞い」と降雨に対する「感謝」を意味するのだそうだ。 <カバーの宮殿> 入って一番奥に見える宮殿。正面には広場がある。しかし、この建物の役割も不明だとか。
どの建造物にも言えることだが、壁の装飾やドアの数など左右対称。 #
by bluecult
| 2005-04-28 18:07
| ┣メキシコ
3日目(2005/4/9)Mérida
9時、ホテルにツアーの迎えが来る。 ツアーの参加者は、私たちの他には、アメリカ人老夫婦2組、イタリア人夫婦。片道約2時間、ドライバーのおじさんがガイド(スペイン語訛りの英語)も務めた。 ウシュマルへ行く途中、この辺りで最も高い場所から見渡した景色。なーんもないので、遠くまで見渡せる。 イグアナくん。 地面や遺跡の崩れた石の間に巣穴を作っていて、ウシュマルではよく見かけた。なかなかすばしっこくて写真を撮ろうとすると逃げられることの方が多かった。 ウシュマル(Uxmal) メリダから車で約1時間半の場所にある、チチェン・イツァーと並び称されるマヤ文明を代表する遺跡。 7世紀初頭に栄えた遺跡で、プウク様式と呼ばれるマヤ文化のオリジナル色の濃い建造物で知られている。魔法使いのピラミッド、尼僧院、球戯場、総督の宮殿、グラン・ピラミッド、鳩の家、亀の家など。 また、この地方は川がなく、雨水を頼りにしていたため、雨神が非常に崇拝されていた。遺跡の神殿の壁には数多くのチャック(雨神)像が見られる。 <魔法使いのピラミッド>このピラミッドは楕円形をしている。小人が一夜のうちに作り上げたという伝説から「魔法使い」という名が付いたらしい。 内部には4つの神殿が隠されていて、実際には、8〜11世紀の間に5つの神殿を順番に造り上げたそうだ。 正面の階段には、雨神チャックの顔が階段頂上まで施されている。 <尼僧院>スペイン人が勝手に「尼僧院」と名付けただけで、実際には宮殿ではないかと推測されているようだ。 中庭を4つの矩形の建物が囲んでいる。 それぞれの壁には、Xや渦などのモザイクや羽毛のある蛇神ククルカン(トルテカ文明)、雨神チャックなどのレリーフが施されている。 4つの建物は高さが違い、建物と位の高さが正比例しているということだった。 ◆プウク様式 Puuc=マヤの言葉で 「ユカタン半島中央の丘陵地帯」 壁一面に彫刻を施した石を組み合わせ、 幾何学模様や蛇などのモチーフで 華麗かつ過剰に装飾されている。 <マヤ・アーチ(擬似アーチ)>これもプウク様式の特色の一つ。 至るところでこのマヤ・アーチを目にする。 アーチの内側の壁に職人さん(?)の手形が残っていた。 地面に通っている溝は雨水を集めるための水路。 <グラン・ピラミッド> 高さ38mの大神殿。
修復されているのはこの階段側だけ。 かなり急・・・老夫婦1組は無理と言って、下で待っていたが、もう1組の老夫婦はおばちゃんが元気で、上らないと言っていたおじちゃんを連れてがんばって上ってた。 頂上からの景色。魔法使いのピラミッドと尼僧院。 #
by bluecult
| 2005-04-28 17:58
| ┣メキシコ
日中は暑いメリダも、日が落ちると過ごしやすくなったので、エアコンを止めて窓を開けていた。網戸が付いてなかったし、暑い所だから虫はいるかもと思ったけど、3階だし大丈夫かなんて思っていたら大間違い。お陰で蚊に悩まされることになった。夕寝していたわずかな時間に10ヶ所くらい刺されたよ(T-T)
窓を開けるなら網戸があることを確かめること。 網戸がないならエアコン付きの部屋にしましょう。 もし蚊に刺されたら、掻く前に石けんで洗うと、中和されてかゆみが抑えられます。 #
by bluecult
| 2005-04-21 17:00
| ┣メキシコ
2日目(2005/4/8)Mexico City 〜 Mérida
長旅の疲れがあるため、ちょっと遅めの出発。メキシコ初の食事は空港のレストランでのランチだった。緑のソースのかかったキノコ入り卵の白身オムレツ。酸味のある辛さで、なかなかに美味♪ 空港で直接、お昼くらいのメリダ行きのチケット(N$2400)を買った。メリダまでは約1.5時間のフライト。 >>メリダの観光情報 メリダ着。 空港のホテルインフォメーションでソカロから3ブロックの安宿Hotel Nacionalを予約してもらう。 エアコン付ツインで1泊N$360だけど、ここは掃除があまりなっていなかった。汚いわけじゃないけど、前に泊まった人の髪の毛がシャワー室に落ちてたりとか。シャワーは問題なしだったけど、洗面台の水がチョロチョロとしか出なかったので、部屋を決める前にやはり確認しとくべき。 係員のおじさんがとっても親切で、タクシーのチケット売り場まで連れて行ってくれた。(インフォメーションはおじさん一人だったので、走って戻ってたけど。笑。)タクの運ちゃんもいい人で、いろいろと情報をくれた。 ホテルにチェックイン後、適当に見つけた旅行会社(Yucatan Trail)でウシュマルとチチェン・イツァー遺跡へのツアーを予約した。どちらもツアーも入場料とランチ込みでN$450。(あとでツアーで一緒になった人に聞いたら、入場料は別で確かN$300って言ってた・・・) メキシコシティも思ったよりは暖かかったけど、メリダは夏並み。暑い!カフェに入って腹ごしらえと一緒に、冷たいMoca Frappeを注文。うーん、いいねえ。日本を出てくる時はまだ肌寒かったから、冷たい物をおいしく感じる季節が懐かしい。 メリダはユカタン州の州都。 街自体はそれほど大きくなく、コロニアル都市なので道が碁盤の目のようになっていて分かりやすい。東西が奇数、南北が偶数の通り。州庁舎前や交差点などには夜遅くまで観光警察が立っているので、夜遅くまで出歩いていても危険は感じなかった。週末はソカロ周辺は歩行者天国になり、バンド演奏で踊る人々やレストランなどで賑わっていた。(日曜日は中央公園を囲むように露店がたくさん並ぶが、そんなに遅くまではやってない) この街は16世紀にスペイン軍に占領されて以来、内陸部の先住民族を制圧する基地、そして先住民に対するカトリック改宗の基地として機能した歴史を持つ。 州庁舎2階にある絵画ギャラリーには、その歴史を描いた壁画が飾られている。ソカロにあるカテドラル(教会)はユカタン半島で最大の規模で、ローマ法王が訪れた時にここで先住民と共に祈りを捧げたそうだ。 民芸品市場やスーパーをぶらぶらしてみる。 市場にはTシャツや民族的な白い衣装や革製品が多く、特に欲しいものは見当たらない。スーパーにはこちらの物価を確かめようと入ったのだが、日用品は日本とあまり変わらない。PANTENEやHerbal Essencesのムースや石けんが売っているのを見つけたり、プーさんやディズニーキャラクターが人気なのを知ったり、なかなか興味深かった。 それから、両替。 レートはやはりメキシコシティに比べると少し悪い。 #
by bluecult
| 2005-04-21 16:48
| ┣メキシコ
1日目(2005/4/7)Mexico City
朝一の電車に乗って中部国際空港へ。 さすがに5時台とあって、電車を待つ人はスーツケースを持った人が多い。空港へは名鉄を利用したのだが、ほとんど全員空港下車。 H.I.Sのカウンターでチケットを受け取り、朝ご飯を食べにショッピングフロアへ行くが、まだ7時、お店がほとんど空いてない。仕方ないのでスタバでお食事。 搭乗まで30分あるから余裕と思っていたら、行き先は成田だけど、ここで出国手続きがあるのをすっかり忘れてた。が、出国手続きはあっさり終わり、ゲートも近いし、全然余裕でよかった。セキュリティチェックで少し並んだくらい。 more...? #
by bluecult
| 2005-04-20 22:00
| ┣メキシコ
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