2日目(2004/12/11)Taipei夜更かししたので、10時出発をメドに起床。
昨日の帰りに近くのパン屋さんで買ってきたパンの朝ご飯を食べながら、本日の目的地を考える。
まずは、少し離れたところにある、
故宮博物院。世界四大博物館のひとつ。
MRTの士林駅前から出ているバスに乗って、15分くらいだったかな。乗車時と降車時にEasy Cardをかざすのかな?と思って、とりあえず乗車時にピッとセンサーにかざす。本当はそんな必要はなくて、降りる時にかざすだけでよかったみたい。(降りる時に、「徴収済み」と出たので。この路線は料金が一律なのね。)
2004年は台湾観光年だったので、空港で配布していたTourist Passを利用して、入場料は無料だった。
が、故宮博物院は2004年4月から、2年の予定で、改修工事をしているので、展示物は少なかった。中国歴代皇帝のコレクションをもとに、約62万点も収蔵しているということなので、もしまた台北に来る機会があれば、ぜひまた来たいと思う。
個人的に興味を持って見学したのが、印と書の展示物。
高校では書道のクラスで、篆刻などもしたので、篆刻の難しさは分かります。篆書は私が一番好きな書体。アートを鑑賞するような感覚で見たのだけど、まるで印刷された文字のように正確に彫られていて、本当に美しかった。
書のコーナーには、王羲之の書も展示されていた。(楷書・行書・草書の3書体を確立した「書聖」と称される人)なぜかこの人の名前だけ覚えている。書体はあまり好きではなかった気がするが。とりあえず、本物を見ることができて、少し感動。
故宮博物院の案内で、必ず紹介されている「翠玉白菜」と「肉形石」が見られなかったのは、本当に残念。